〜カンピロ太郎の移動記録〜

安物カメラを片手に日本中を右往左往。

日本縦断旅行 2日目後編 沖永良部島伊延港上陸、ちょっとだけサイクリング 23-04

2日目 2023年4月13日 木曜日

那覇港の切符売り場で沖永良部島和泊港行きの乗船券を購入したが、昼寝してる間に反対側の伊延港に入る事になっていた。

まぁ通過されるよりも全然マシだ。

 

f:id:apa_4521:20230804104951j:image気が付けば島はもう目の前。

f:id:apa_4521:20230805154142j:image普段使わないだけあって港には必要最低限の設備しか無い。f:id:apa_4521:20230804104934j:imageこんな所にもJR貨物のコンテナ。


12:35 沖永良部島の伊延港に到着。f:id:apa_4521:20230805154732j:image悪天候時用の裏港なのにこの待合所はさすがに無力過ぎでは無かろうか。

下船口に向かうと長蛇の列が出来ていた。

島民と思われる方を除くと、先程の与論島で降りた客よりも旅慣れた感じの人が多いように見えた。

列の前の方がなにやら騒々しい。

欧州系のバックパッカーの女性が一人、他の客数人に取り囲まれている。

英語はハローとヤミーとイエスぐらいしか知らないので詳しくはよくわからないが、寄港地変更になっている現状を説明しているようだった。

英語のアナウンスは無い(確か)ので無理もない。

てかコロナ明け間もないこの当時に、奄美諸島を一人で巡ってる外人一体ナニモンなんだ、、、

f:id:apa_4521:20230804105101j:image乗船券は下船時に回収。

 

沖永良部島上陸

フェリーを降りると、私の名前がデカデカと書かれたホワイトボードを頭上に掲げ、これまた大声で私の名前を呼んでいるおじ様がおられた。

本当に助かる、たった200円で島の反対の港まで連れて行ってくれるのだ。f:id:apa_4521:20230804105021j:image乗合バスには私ともう1人、常連のようなおじさんが乗り込んだ。

事前予約制という事で空席があっても予約していない人間を乗せることは出来ないようで、突如聞いたことも無い港に降ろされタクシーも全て予約車、乗合バスも予約制で途方に暮れる旅行者数名を横目に伊延港を出発した。

 

エアコンガンガンの車内から島の風景を眺める。f:id:apa_4521:20230804105050j:image危うくこの道を延々歩かされる所だった。

もう1人のおじさんは「和泊港に車置いて船で出掛けて帰って来たら伊延港で降ろされた〜」的な事を未知の言語でドライバーに嘆いていた。

てっきり鹿児島県だから鹿児島弁なのかと思ったけど、どちらかと言えば沖縄弁寄りな気がする。

 

15:00 本日から2泊するホテルに到着。f:id:apa_4521:20230804105057j:imageホテルシーワールド

f:id:apa_4521:20230804105010j:imageシングルベッド×1と3畳の畳敷きの和洋室に宿泊
f:id:apa_4521:20230804105054j:image窓の外めちゃくちゃオーシャンビュー。
f:id:apa_4521:20230804104945j:imageそう、よりにもよってさっき入港出来なかった和泊港の目の前なのである。

 

さて、ホテルから徒歩10分ちょいのところに自転車を借りられる所があると言うので行ってみる。
f:id:apa_4521:20230804104930j:image島にもエディオンがあった。

 

谷山モータースさん
f:id:apa_4521:20230804104926j:imageママチャリをレンタルした。

2泊3日で2,500円。良心的価格。

この時点で16時なので今日は無理のない程度に行ってみようと思う。

 

ひっっっっったすら向かい風、原付にすれば良かったと早くも後悔し始めている。

アップダウンも激しくそれなりにキツい。

まぁ日頃の運動不足解消と体に言い聞かせて県道を突き進む。

途中の畑の真ん中の無限どストレートで先程船で取り囲まれていた欧州系バックパッカーを追い抜いた。

かなりの大荷物だが伊延港からここまでひたすら歩いてきたのだろうか。

そして一体どこへ向かうつもりなのだろうか。

 

そんな事を考えながらがむしゃらに漕いでいると目的地に到着。
f:id:apa_4521:20230804105017j:image沖永良部島観光協会(エラブココ)

ひとまず島の観光協会へ。

店内の写真は撮り忘れたが、元々保育園だったと言う建物の中に観光案内所や沖永良部島の特産品、Tシャツ等のグッズを扱っているショップがある。

更にコワーキングスペースもありWiFiも飛んでいる、困ったらここに来れば何とかなりそうな場所である。f:id:apa_4521:20230805174955j:image黒糖を使った菓子と写真は無いがキャップ帽を購入。

 

実はここに来るまでの間に借りて間もない自転車の、前輪の空気が少し減っているような気がしていた(多分気の所為)。

ダメ元で観光協会の方に空気入れを貸していただけないかと打診してみた。

倉庫を確認したが残念ながらロードバイク用しか無かったようで、お礼を伝え建物を出ようとしたその時。

「谷山さん、代わりの自転車持ってきてくださるそうですよ〜!」

!?

なんともう1人の方が谷山モータースさんに電話してくださっていたようで、代車が運ばれてくる事に。本当に申し訳ない。

上陸早々、島の皆さんの観光客に対する優しさをしみじみと感じた。

新しい自転車を載せた軽トラが到着、谷山さんと観光協会の御二方に深々とお辞儀をし出発。

あ、ちなみにここの観光協会ではf:id:apa_4521:20230804105043j:image知名町のマンホールカードを配布しています。

 

〜サイクリング再開〜
f:id:apa_4521:20230804105013j:imagef:id:apa_4521:20230805182956j:image平成名水百選 ジッキョヌホー

ジッキョは瀬利覚(ここの地名)、ヌは"の"、ホーは湧き水の意。

 

f:id:apa_4521:20230804105040j:image知名港近くの海岸


f:id:apa_4521:20230804104938j:imageフェイクローソン"T-mart"


f:id:apa_4521:20230805173230j:imageフローラル知名のマンホールは知名町役場横

 

いい時間なので折り返して和泊港方面へ戻る。

なんで帰りも向かい風やねん。

 

ウジジ浜公園f:id:apa_4521:20230804105036j:image1890年9月 カナダの帆船が台風遭遇し大破。

投げ出された乗員を島民が救助したそうな。
f:id:apa_4521:20230805181159j:image生憎の天気。

f:id:apa_4521:20230805181234j:image変わった形の岩がたくさん。

f:id:apa_4521:20230805181242j:image水辺にも降りられる。

まだ4月だけどそこまで水は冷たくなかった。

 

あっという間に辺りは真っ暗になってしまった。

f:id:apa_4521:20230804104955j:imageマツキヨとダイソー(の商品が売ってる衣料品店)が並んでる都会的風景。

寄り道しまくってたら本命のAコープが目の前で閉店してしまったので危うく飯難民。

隣の"エラブ物産館ワコー"なる新しめのスーパーに入店。

弁当惣菜全品半額で優勝。f:id:apa_4521:20230804105046j:image原材料名に海老が無くて鮭が書かれてるのは何故。。。
f:id:apa_4521:20230804104948j:image半額の熊本県産のいちごがデザート。

 

たらふく食って2日目終了。

旅程を書くほど公共交通機関使ってないので今回は割愛。

長々ダラダラですがご覧頂きありがとうございます。

 

次回は自転車で沖永良部島を一周します!